韓国ポリテク大学　釜山キャンパス（学長ト・ジェユン）は29日、建昌産機（株）（代表取締役クォン・ジェソク）と政府3.0協力及び有機的な相互協力体制と支援のため産学交流協定（MOU）を締結した。 

​今回の協約は仕事・学習並行制事業進行、共同研究課題の開発、施設資機材及び実験/実習の資機材の活用、職務能力の向上、教育の提供と学生の現場実習の相互協力、卒業生の就職連携協力等の内容を盛り込んでいる。

建昌産機（株）は、製鉄、高炉、環境連鋳設備及び海洋設備等、約1,700トンの機械を組み立てることができ、主な取引先は三菱等の日本企業をはじめとした全世界へ伸びていく中堅企業である。

建昌産機（株）クォン・ジェソク代表は「現在会社に9名のポリテク大学出身の従業員が7〜8年間誠実に長期勤務をしており、今年採用したベビーブーマーの修了生のチョン・スモ氏（64歳）は、60代という年齢にもかかわらず常に学ぶ姿勢で勤務している」と述べ、「今後も人間性と技術力を兼ね備えたポリテク大学の学生が多く志願してくれることを願い、仕事・学習並行制も積極的に活用できるように努力する」と強調した。

ト・ジェユン学長は「ポリテク大学の卒業生は技術だけでなく、人文教育も誠実に受け人間性が高い」と述べ、「先就職後進学制度である仕事・学習並行制により重要な人材を輩出することができるように、相互協力をしていきたい」と伝えた。.