STEEL MAKING MACHINE



で生産された溶けた銑 (溶銑)は、炭素(C)の含有量が多くリン(P)、硫S)のような不純物が含まれています。この溶けた銑を溶銑というのですがこれを転炉に入れます。そして転炉の中にと溶銑を一に入れた後、純な酸素を吹きみます。このプロセスによってリンや硫、炭素成分を取り除きます。このように不純物を除去したきれいな溶けたを鎔鋼といいます。社は製鋼の工程の重要設備である混銑車やLANCE等を製作しています。

600 TON 混銑車


溶銑運搬車(TLC; TORPEDO LADLE CAR)、別名トーピード・カーは製鉄所の溶鉱炉で生産した溶銑(溶けた銑鉄)を製鋼の工程に運搬する車両で、約1500度の高温の溶けた銑鉄を運搬し最大24時間保存する機能をします。「トーピード」は韓国語で「魚雷」を意味するのですが、魚雷形状と似ていてトーピード・カーと呼ばれています。高炉から落ちる溶銑はトーピード・カーに入れられ鉄路に沿って製鋼(溶銑に含まれている炭素の量を減らし不純物を除去する工程)の工場に移動します。上の写真のトーピード・カーはNIPPON STEEL&SUMIKIN ENGINEERING(NSENGI)から発注され、重量は約372トンに達します。

 

LANCE